コラム

2026/06/27
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【2026年最新版】車椅子ユーザーの就職体験談:IT企業に内定するまでの道のり

この記事の内容



最終更新日:2026年6月14日

📌 この記事のポイント

  • 身体障害(肢体不自由)が車椅子・就職で就職・転職するための具体的なステップを解説します
  • 障害者雇用枠・一般枠それぞれのメリット・デメリットを比較しています
  • ハローワーク・就労移行支援など利用できる支援サービスをまとめています

この記事では、車椅子ユーザーがIT企業に内定するまでとして活躍するためのリアルな体験談と、就職・転職を成功させるための具体的な方法を詳しく解説します。キーワード:車椅子・就職・障害者雇用

はじめに:車椅子ユーザーの就職・転職を取り巻く現状

近年、障害者雇用促進法の改正や合理的配慮の義務化により、車椅子ユーザーの就労環境は大きく改善されています。しかし、まだ多くの当事者が「自分に合った仕事が見つかるだろうか」「職場に迷惑をかけないだろうか」という不安を抱えているのも事実です。この記事では、実際にIT企業に内定するまでとして成功した方々の体験談を通じて、就職・転職の実情と成功のポイントをお伝えします。

厚生労働省の調査(2025年版障害者雇用状況の集計結果)によると、民間企業における障害者雇用数は過去最高を更新し続けており、職場のバリアフリー化や在宅勤務制度の普及も追い風となっています。特に車椅子ユーザーにとって、テレワーク対応の拡大は就労の可能性を大きく広げています。法定雇用率の引き上げ(2024年度から2.5%、2026年度から2.7%)に伴い、今後も障害者雇用の場は広がり続けると予測されます。

成功体験談1:一般就労への挑戦と実現

障害の発症から就労を目指すまで

Aさん(30代・車椅子ユーザー)は、障害が判明してから約2年間、就労移行支援事業所に通いながらIT企業に内定するまでとしての就職を目指しました。「最初はできることが限られていて、自信をなくすこともありました。でも、ひとつひとつスキルを積み重ねることで、自分にもできるという実感が生まれてきました」と振り返ります。就労移行支援事業所では、ビジネスマナー・PCスキル・業界知識の習得から、体調管理・ストレス対処法まで、就労に向けた包括的な訓練を受けました。

就職活動での転機

Aさんが就職活動で転機を迎えたのは、障害者専門の転職エージェントとの出会いでした。「自分の強みを客観的に見てもらい、応募先の選定から面接対策まで丁寧にサポートしてもらいました。障害のことを正直に話しながら、配慮してもらえる職場を一緒に探してくれたことが大きかったです」。最終的に、フレックスタイム制と在宅勤務制度を持つ企業への就職を実現。応募から内定まで約3ヶ月かかりましたが、準備を丁寧に進めたことで、納得のいく職場に出会えました。

入社後の職場定着と工夫

入社後は、上司や人事担当者と定期的な面談を設け、業務上の困りごとや体調の変化を早めに共有するようにしました。「最初から完璧にこなそうとせず、小さな成功体験を積み重ねることで、徐々に職場に馴染めました。同僚にも障害のことを理解してもらえて、今では頼れる存在になれていると感じています」と話すAさんは、現在も同社でキャリアアップを重ねています。入社3年目には、後輩社員のメンター役も担うようになりました。

成功体験談2:フリーランス・独立という選択

会社員からフリーランスへの転身

Bさん(40代・車椅子ユーザー)は、会社員としてIT企業に内定するまでの経験を積んだ後、独立してフリーランスとして活動することを選択しました。「職場環境によっては、障害への配慮が不十分だったり、体調に合わせた働き方が難しいことがありました。独立することで、自分のペースで仕事ができるようになりました」とBさんは言います。フリーランスへの移行にあたっては、1年分の生活費に相当する貯蓄を準備し、最初の半年間は会社員を続けながら副業として案件を受けることで、リスクを最小化しました。

フリーランスとして軌道に乗せるまで

最初の1年間は収入が不安定でしたが、SNSやクラウドソーシングサービスを活用して実績を積み、口コミで依頼が増えていきました。「自分の得意なことと、障害の特性を活かした働き方を組み合わせることで、ニッチな分野での専門家として認知されるようになりました。今では自分の体調に合わせてスケジュールを組み、無理なく継続できています」。2年目以降は月収が安定し、会社員時代より高い収入を得られるようになりました。

フリーランスとして働く上での注意点

フリーランスでの就労には、社会保険・税務管理・収入の不安定さといったデメリットもあります。障害年金との関係(収入増加時の支給停止基準等)についても事前に確認しておきましょう。確定申告が必要になるため、クラウド会計ソフト(freee等)の導入をお勧めします。また、孤独感や自己管理の難しさがフリーランスの課題として挙げられるため、コワーキングスペースの活用や同業者コミュニティへの参加も検討しましょう。

就職・転職を成功させるための5つのステップ

ステップ1:自己分析と強みの把握

まず、自分の得意なこと・苦手なこと・障害の特性・必要な配慮事項を整理しましょう。「できないこと」よりも「この配慮があればできること」という視点で考えることが重要です。就労移行支援事業所や支援者のサポートを受けながら、自己理解を深めることをお勧めします。

ステップ2:職種・業界の絞り込み

IT企業に内定するまでの求人を探す際は、障害者専用求人サイト(障害者ナビ、Cheerwork等)と一般の転職サイトを並行して活用しましょう。在宅勤務可能な求人、フレックスタイム制導入企業、障害者雇用実績が豊富な企業を優先的に絞り込むと、定着率が高まります。

ステップ3:応募書類の準備

履歴書・職務経歴書に加えて、「障害特性・必要な配慮事項シート」を用意しておきましょう。障害のことを記載する際は、「○○ができません」ではなく「○○の配慮があれば○○ができます」という形式で表現することで、企業側に積極的な印象を与えられます。

ステップ4:面接での自己開示

面接では、障害の内容・現在の状態・職場に求める配慮を具体的かつ明確に伝えましょう。「配慮があればこれだけ貢献できる」という実績・事例を用意しておくと説得力が増します。模擬面接の練習を重ねることで、本番での緊張を和らげられます。

ステップ5:入社後の定着に向けた準備

内定後は、配慮事項を書面(雇用時配慮事項確認書等)で確認し合うことをお勧めします。試用期間中は特に、困りごとを早めに相談できる環境づくりが重要です。定期的な産業医面談や支援機関のフォローアップも積極的に活用しましょう。

活用できる支援機関・サービス一覧

公的支援機関

①ハローワーク(公共職業安定所):障害者専門窓口で求人紹介・就職相談が可能。②障害者就業・生活支援センター:就職から職場定着まで一貫したサポートを提供。③地域障害者職業センター:職業評価・職業準備支援・ジョブコーチ支援など専門的なリハビリテーションを実施。④就労移行支援事業所:就労に向けたスキルアップ訓練と就職活動支援を2年間受けられます。

民間支援サービス

障害者専門の転職エージェント(doda Disability、アットジーピー、ランスタッドケアサポート等)は、非公開求人へのアクセスや個別キャリア相談が充実しています。障害者向けの求人特化サイト(障害者ナビ、Cheerwork、クローバーナビ等)も積極的に活用しましょう。

車椅子ユーザーがIT企業に内定するまでとして働く際の合理的配慮

車椅子での通勤・就労には、物理的なバリアフリー対応が最も重要な配慮事項となります。採用面接の前に、職場のバリアフリー状況を確認しておきましょう。

確認すべきバリアフリーチェックリスト

①玄関・入口のスロープまたはエレベーター有無、②トイレの車椅子対応状況(広さ・手すり等)、③執務スペースの通路幅(最低80cm推奨)、④昇降機(エレベーター・リフト)の有無と位置、⑤駐車場(障害者用スペース)の確保、⑥緊急時の避難経路・サポート体制。これらを事前に確認しておくことで、入社後のミスマッチを防げます。

通勤手段の選択肢

電動車椅子・手動車椅子の種類によって、利用可能な交通機関が異なります。鉄道各社の車椅子対応サービス(スロープ介助等)を事前に確認し、乗換えルートを把握しておきましょう。自家用車通勤が可能な場合は、職場近辺の障害者用駐車場の有無も重要なポイントです。福祉タクシー・移送サービスの利用も通勤手段として検討できます。

車椅子ユーザーに優しい職場環境の整備

昇降デスク(高さ調節可能)や車椅子対応の作業台は、職場への導入を依頼できます。「障害者雇用納付金制度」に基づく助成金(障害者作業施設設置等助成金)を活用することで、企業側の費用負担を軽減しながら設備投資を行えます。採用が決まった際には、ジョブコーチ(職場適応援助者)に職場環境の調整を仲介してもらうことも有効です。

IT・テクノロジー分野での障害者雇用の現状

IT業界は、障害の有無にかかわらず実力で評価される傾向が強く、障害者雇用において注目される分野のひとつです。リモートワークとの親和性も高く、通勤の負担を軽減できる点も大きなメリットです。近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の流れで、IT人材の需要が急増しており、障害者雇用においてもIT職種の求人が増加傾向にあります。

IT分野で求められるスキルセット

プログラミング言語(Python、Java、JavaScript等)の習熟度、クラウドサービス(AWS、Azure、GCP)の知識、セキュリティやネットワークの基礎知識が重視されます。資格としてはITパスポート、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験などが評価されます。また、GitHubを使ったバージョン管理スキルや、Dockerを使ったコンテナ技術の基礎知識も、多くの企業で求められます。

障害特性を活かしたIT活用術

視覚障害者向けにはスクリーンリーダー対応の開発環境が整備されており、音声認識ソフトを使ったコーディングも実用化されています。聴覚障害者は文字ベースのコミュニケーション(チャット・メール)が主流のIT職場で活躍しやすい環境です。車椅子ユーザーにとっても、高さ調節可能なデスクやバリアフリーオフィスを整備している企業が増えています。精神障害・発達障害のある方は、ルーティン作業の多いテスト業務やデータ入力・管理業務から始め、徐々に業務範囲を広げていくケースが多くあります。

IT系おすすめ資格・スキルアップ方法

独学でもオンライン学習サービス(Udemy、Progate、paizaラーニング等)を活用することで、自分のペースでスキルを習得できます。障害者向けのIT訓練プログラムを提供している就労移行支援事業所も多く、活用を検討しましょう。特に「人材開発支援助成金(障害者職業能力開発訓練)」を活用することで、訓練期間中の生活費支援を受けながらスキルアップを目指せます。

IT職場での在宅勤務の実態

IT職種は全職種のなかでも在宅勤務率が最も高い分野です。週5日フル在宅の企業から、月数回出社のハイブリッド型まで様々です。在宅勤務では、自宅の作業環境整備(昇降デスク、モニター追加、ヘッドセット等)が重要です。企業によっては在宅勤務手当や機器貸与制度があるため、採用面接時に確認しましょう。

よくある質問(Q&A)

Q1. IT企業に内定するまでの仕事は、車椅子ユーザーでも体力的に続けられますか?

A. 職場環境や配慮内容によって大きく異なります。在宅勤務、フレックスタイム、短時間勤務などの制度を活用することで、体力的な負担を調整しながら長期就労している方が多くいます。まずは週3〜4日の非常勤やパートタイムから始め、慣れてきたらフルタイムに移行するケースも一般的です。

Q2. 障害を開示して就職活動をすべきですか?

A. 障害者雇用枠(オープン就労)と一般雇用枠(クローズ就労)それぞれにメリット・デメリットがあります。障害者雇用枠では配慮を受けやすい反面、求人数が限られる場合があります。一般雇用では求人の選択肢は広がりますが、配慮を求めにくいデメリットがあります。自分の状況と希望するキャリアに合わせて、支援者と相談しながら判断しましょう。

Q3. 就職後、体調が悪化した場合はどうすればよいですか?

A. まず、直属の上司または人事担当者に相談することをお勧めします。医師や産業医の診断書があれば、配慮内容の変更・勤務時間の調整・休職制度の活用などを相談できます。障害者就業・生活支援センターのジョブコーチに職場に入ってもらい、環境調整の仲介をしてもらうことも有効な手段です。

Q4. IT企業に内定するまでで働くのに必要な資格はありますか?

A. 職種によって異なりますが、関連する資格を取得しておくと選考で有利になることが多いです。就労移行支援事業所では、在職中または求職中に資格取得訓練を受けられる場合があります。まずは求人票の「必須資格」と「歓迎資格」を確認し、優先順位をつけて取り組みましょう。

Q5. 障害者雇用での給与水準はどのくらいですか?

A. 障害者雇用での平均月収は、短時間勤務の方を含むと一般雇用より低くなる傾向がありますが、フルタイム勤務では一般雇用と同等水準の給与を得ている方も多くいます。初めはパートや非常勤からスタートし、実績を積んでから正社員への登用を目指すキャリアパスも広がっています。

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まとめ:車椅子ユーザーのIT企業に内定するまでへの就職・転職に向けて

この記事では、車椅子ユーザーがIT企業に内定するまでとして働くための成功体験談と具体的なステップをご紹介しました。大切なのは「自分に合った働き方を見つける」ことであり、完璧を求めずに少しずつ前進することです。支援機関や専門家を積極的に活用しながら、自分らしいキャリアを築いていきましょう。

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投稿者プロフィール

八木 洋美
自身も障害を持ちながら働いてきた経験から、「もっと早く知っていればよかった」情報を多くの人に届けたいと考えています。制度や法律だけでなく、日々の仕事の工夫や心の持ち方など、リアルな視点で役立つ記事を執筆しています。
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