2025/09/14
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物流事務の仕事内容とは?業務内容・必要スキル・向いている人を徹底解説

はじめに(物流事務の役割と注目度)

物流業界では、商品や部品の受発注、在庫管理、配送手配など、物流の流れを裏で支える事務職が不可欠です。
特にEC市場の拡大により物流量が増加しており、それに伴って物流事務の需要も高まっています。

また、物流事務はルーチン業務やデータ入力が中心で、作業のパターンが安定しているため、障害者雇用でも比較的採用されやすい職種です。


物流事務の主な仕事内容

受発注管理

  • 顧客や取引先からの注文をシステムに入力し、正確に記録します。
  • 注文内容に不備があれば修正対応や納期確認を行います。
  • 受発注業務は物流の基礎であり、入力ミスや確認不足は配送トラブルに直結するため、正確性が求められます。

在庫管理・入出庫データ入力

  • 倉庫内の在庫数を確認し、システムに反映させます。
  • 入庫・出庫のデータをチェックし、帳票やシステムと照合します。
  • 在庫情報が正確であれば、商品の欠品や過剰在庫を防ぐことができます。

配送スケジュール調整

  • 運送会社やドライバーと連絡を取り、配送スケジュールを管理します。
  • 配送状況を追跡し、遅延やトラブルがあれば迅速に対応します。
  • この調整業務により、顧客への納品遅れや誤配送を最小限に抑えることができます。

請求書・伝票処理

  • 自社製品を購入した顧客向けに請求書を作成し、システムに登録します。
  • 伝票のファイリングや整理も行い、後から確認できるよう保管します。
  • 正確で効率的な請求処理は、顧客との信頼関係の維持や経理部門との連携に不可欠です。

物流事務に求められるスキル

PCスキル

  • Excelでのデータ処理(SUM・IF・VLOOKUPなど)や表作成
  • 物流専用システムの操作経験(入出庫管理、配送管理システムなど)

正確性とスピード

  • 入力ミスや確認漏れは配送トラブルや在庫誤差につながるため、注意力と効率的な作業が重要です。

コミュニケーション力

  • 倉庫担当者、営業、ドライバーとのやり取りが頻繁に発生します。
  • 問題発生時に迅速に報告・連絡・相談できる力が求められます。

物流事務に向いている人

  • コツコツと入力作業やチェックができる人
  • 繰り返し業務に安定して取り組める人
  • チームで連携して業務を進めるのが得意な人

物流事務は一人で完結する作業だけでなく、チーム全体での情報共有や調整が必要な場面も多く、協調性も重要です。


障害者雇用における物流事務

向いている障害特性

  • 精神・発達障害:ルーチン作業やデータ入力、伝票処理など、突発的な対応が少ない業務に強みを活かせます。
  • 身体障害:PC操作中心の業務であれば、在宅勤務やバリアフリー環境での勤務も可能です。ただし、配送スケジュールの確認や倉庫とのやり取りなど、出社が必要な業務も一部あります。

企業に求められる配慮

  • 静かで集中しやすい作業環境の整備
  • 業務の切り出し・分担(入力業務に特化するなど)
  • 在宅勤務の一部導入(システム対応が可能な業務のみ)

物流事務は基本的にルーチン業務中心のため、突発的な対応は限定的です。適切な業務分担や作業環境の工夫を行うことで、障害特性に応じて無理なく安定して働くことができます。


物流事務のキャリアパス

  • 一般事務 → 物流事務 → 物流管理(リーダー職)
    まずは一般事務での基本的なPCスキルや事務処理能力を身につけ、その後物流事務として受発注管理や在庫管理、配送調整などの実務を経験することで、チームのまとめ役や物流管理者としてステップアップできます。
  • 他業種へのキャリア展開
    物流事務で得られる在庫管理・配送スケジュール管理・伝票処理のスキルは、ECサイト運営や小売業、製造業の物流部門など幅広い業界で活かせます。異業種への転職やキャリアチェンジの際にも有利です。
  • 管理者・専門職へのスキルアップ
    在庫管理や配送管理の知識を深めると、物流全体を見渡して効率化・改善提案ができる管理者として活躍可能です。さらに、チームや部署全体の業務改善、システム導入サポートなど、より専門性の高い役割にも挑戦できます。

まとめ

物流事務は、自社製品の受発注管理・在庫管理・配送調整・請求処理など、物流業務の裏側を支える重要な職種です。正確なデータ入力や丁寧なチェック、関係者とのスムーズなコミュニケーションが求められます。

ポイント:

  • PCスキルと正確性があれば、未経験でも挑戦可能。Excelや物流システムの操作スキルは特に重要です。
  • ルーチン業務中心のため、精神・発達障害の方でも取り組みやすく、身体障害の方もPC中心の作業であれば在宅勤務やバリアフリー環境で活躍できます。
  • キャリアパスが明確で、一般事務から物流事務、さらに物流管理やリーダー職へのステップアップが可能。経験を積めばECや小売業など他業界への転職にも活かせます。

物流事務は、正確な業務処理とチーム連携を通じて、会社全体の物流効率や顧客満足に直結するやりがいのある仕事です。自分の強みを活かして無理なく安定して働ける職種として、多様な人材が活躍できるフィールドが広がっています。

投稿者プロフィール

八木 洋美
自身も障害を持ちながら働いてきた経験から、「もっと早く知っていればよかった」情報を多くの人に届けたいと考えています。制度や法律だけでなく、日々の仕事の工夫や心の持ち方など、リアルな視点で役立つ記事を執筆しています。
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